バイト
アフターの時間は、バイトなどもしていました。私は研究系のバイトをしていました。もともと興味がある分野だったことや時給がそれなりによかったことも理由の1つです。大学時代、私は1人暮らしだったのですが研究室は山の方向にあることも少なくなかったことから、原付バイクで通うこともけっこうありました。
春休みや夏休みはなるべく地元へ帰省するようにしていました。祖父母の家で手伝いをするのも恒例でした。学校で学んだことを祖父母に話すと積極的に取り入れてくれて、「ありさの方法でやってみたら、とてもよかったよ」と電話があったときはこの上ないうれしさでした。
長年農家として取り組んできた祖父母だからこそ、こうした形でやり取りできたのだと思います。私のような一学生のいうことを素直にやってくれたことにも感謝しています。
このことも私にとっては良い経験値となり、ますます農業に対して意欲がわくきっかけとなりました。
両親は「農業もいいけど、普通でいいよ。女の子なんだし」と相変わらず言っていました。