カンボジアでの最初の日々
日本人スタッフですが、私を入れて2名ほどです。とはいっても1名ずつ違う拠点で指導するので一緒に合流する機会はほとんどありません。困ったことがあったら連絡くださいといった感じで週に1度連絡を取り合うといった感じです。
教育や指導がメインなのですが、マニュアルなどはなく自分の知識をもとに教えていくといったスタンスでした。ただ気候や土壌についてもわからなかったので、最初は日本人の方にカンボジア事情について教えてもらいました。
日本ではこうだけど、カンボジアではちょっと違うかな?と思う点もけっこうあり、試行錯誤でスタートしました。
私の担当した地域は、前任者が指導した経験がない場所だったので一からのスタートでした。
何と言っても農機具についてはほとんどありません。手で作業するのが当たり前で、あっても牛の手助けくらいなものです。
また水の確保についても考えなくてはなりませんでした。雨季はあふれるほどの水があるのですが、乾季は雨が降らないので雨季に確保した水を使うこととなります。飲み水については確保されていますが、衛生状況についても課題があるものでした。
私の最初の仕事は水の確保からスタートしました。