カンボジアでの農業指導

私はカンボジアで農業指導をメインとして行っており、初の海外生活もカンボジアでした。カンボジアしかわかりませんが、海外生活では日本では経験できないことがたくさんあります。まず真っ先に感じたのは、日本の常識は常識ではないといった点です。日本では当たり前のことが海外では当たり前ではないからです。売っているものも違えば、生活の仕方も違います。もちろん食事も違います。このように違う点はたくさんあります。

そんな中でどう工夫を凝らすかが大事なんじゃないか?と感じています。

農作業についてもその1つです。日本は機械化がすすんでおり、クラウドシステム導入も広がっています。天候によってシステム操作で窓の開閉ができたり、水加減を調整できるわけです。温度についても常時計ることができます。

このようにシステム管理についても当たり前になりつつある中、カンボジアではカマとクワ、牛の世界で土壌についても問題を抱えているところが少なくありません。また水道についても同じです。郊外ではインフラが整っていないところがたくさんあります。日本は雨量に問題ありませんが、カンボジアでは乾季があるのでその際の水確保も重要な問題となっています。