海外生活について
前の会社にいた際にベトナムやミャンマー、カンボジアの方が滞在していたのですが、こうした世界で農作業をしていたということを私はまったく知りませんでした。日本ベースが当たり前で、こうしたらいいよ、程度にしか会話ができないレベルでした。
今はカンボジアでの生活を通じて、仕事もそうですが生活面からも学ぶ点はたくさんあります。
最近感じるのは、貧富の差です。日本でももちろん貧富の差はありますが、カンボジアはあまりにも大きい気がするんです。農村地帯については深刻な問題です。学業もままならない人が多数います。
カンボジアも情勢が改善され、進学率も伸びつつありますが内戦の傷跡は今もなお深く残っており、貧しい人は特にどうしたら這い上がれるか?が大きな課題となっています。
農業については収入源につながる貴重なものです。農作物の植え付けなどを工夫し、作付けについても多くなればいいなと願わずにはいられません。
また地雷収集作業からの転職先としても農業は近道といえます。地雷収集作業の収入をもとに土地を買って農家に転職した人もいます。
私ができることはちょっとしたことに過ぎないと思いますが、ちょっとした部分でも良い方向に導いてくれることを願いつつ、日々がんばっていきたいと思います。